私が塾運営していての思い・・・
塾として一番追求しなければ
いけないのは子どもの成績
アップであり志望校合格です。
これは子どもの願いでもあり、
親の願いでもあるので絶対実現
しなければいけません。
この点についてはまだまだ足りて
ませんし、これで満足という
ゴールはないと思っていますので
これからも頑張っていきます。
じゃあ塾としてそれだけでいいか・・・。
たとえば成績も上がったけれど、
家では口もきかず、親に反抗して
ばかり・・・となると親としても
きっと不満ですよね。
一方、成績はあまり上がってない
けれど、自分から進んで勉強するよ
うになり、親がいちいち言わなくて
も自分で行動できるようになり、
親にも感謝してくれる・・・
これだともしかしたら多少成績が
伸びていなくても温かく応援して
あげようという穏やかな気持ちに
なるかもしれません。
もちろん各ご家庭によって事情は
違うのでわかりませんが、自分自
身親の立場で振り返った時に、親の
苦労をわかってくれたり、単身赴任
などで父親不在(意外に多い)のため、
父親のように怒ってくれたり、忙しい親
に代わっていろいろな経験をさせてくれ
たり、子ども自身が礼儀や感謝を伝えら
れるようになったり、親が起こさなくて
も自分で起きるようになったり、親がい
くら言ってもできなかったスマホやゲー
ム離れができたり・・・
そういうことがあると親としては嬉しい
のかなと考えています。
もちろん塾ですから成績上げること
を放棄してそこに走って
「勉強だけが人生じゃない」などと
言ったらおしまいです。
ただ成績アップ・志望校合格にプラス
するとすれば子ども視点ではなく親視点が
大事なのかなと。
もちろん子どもの立場に立てば、勉強が
楽しいと感じるとか友達ができるとか、
おもしろい先生がいるとか楽に点数が取
れるとかあると思いますし、子どもの
(勉強以外の)満足度を上げるのは簡単
です。
でも親の満足度を上げるのは意外に難し
いものです。
私も昔はいかに生徒を満足させようかばかり
考えていましたがここ数年は、生徒がどう
思うかよりも親の気持ちになったらどうだ
ろうと考えるようになって行動しています。
今まで家であまり会話がなかったけれど、
いろんな話をするようになった。
送迎やお弁当作りに対し「ありがとう」
と言ってくれるようになった。
自分からゲームやスマホを断つように
なった・・・。
親としては嬉しいですよね。
実際にそういう面で感謝の言葉を
いただくことがあります。
でもうちの塾で成績を上げている子
たちって、こういう部分も成長して
いるような気がします。
生徒にとっては不満がある・・・くら
いがちょうどいいのかもしれませんね。
まあ、生徒が好き好んで昭和のにおいが
ぷんぷんする厳しい塾を選びませんもんね。
入試が近づいてきて、日々いろいろなこと
を考えます。
新年度のことも考える時期です。
改めて、通わせていただいている保護者の
皆様には感謝の思いでいっぱいです。
まだまだ親視点を大事にしながら
成績アップ目指して頑張らせます。
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