どうしてもコミュニケーションをとるのが
苦手な子が多い気がします。
挨拶やお願いの言葉、感謝の言葉がない
子がいたり、コメントに対する反応や
質問に対して黙ったまま何も答えないと
いう子もいます。
そんなの塾が口出すことでもない。
塾は成績を上げることだけに専念すれば
いいという意見もあると思います。
ただ、私は古い人間ですから、あらゆる場面で
関わった大人がその子の成長の一端を
担っていると思っています。
そして、このコミュニケーション力こそ
が成績を上げる大きなポイントになると
思っています。
コミュニケーション力の高い子は
空気も読めますし、情報を得るのも
早いですし、質問等で知識も増やして
いくことができます。
このコミュニケーション力が低いと、
私に怒られる回数も多くなり、マイナスの
サイクルに入ってしまう可能性があります。
成績を上げたい、自分を変えたいと思う
のであれば、まずはコミュニケーションです。
通常授業の遅刻、欠席は保護者からでお願い
していますが、それ以外の連絡、確認は
原則生徒から電話または直接と伝えています。
最近は電話が苦手という子が多く、なんでも
メールで済ませようとしますが、子どものう
ちに顔の見えない相手ともコミュニケーションを
取れるようになってほしいと思っています。
塾に電話かけられなくて何時間も受話器を握った
ままだったという話を聞いたこともあります。
でもそこで親が「いいよ、連絡しておくよ」に
なってしまってはその子は1ミリも成長しません。
そして塾での直接のやり取りでも、教室に入って
も挨拶をしない(あるいは蚊のなくような声の)
子、プリントやノートを何も言わずに無言で
差し出す子、こちらからプリントやノートを
返却しても何も言わない子・・・。
自分が逆の立場になって考えればわかると
思いますが、挨拶や感謝、お願いの言葉が
何もないというのは自分にとってマイナスに
しかなりません。
自分がされて嬉しいことを相手にもして、
自分がされたらいやなことは相手にもしない
これはごくごく当たり前の考えです。
生徒たちにはよく「2度目の感謝」という話も
します。
これも含め、自分ができることから少しずつ
変えていってほしいと思います。
「おはようございます」
「こんばんは」
「ありがとうございます」
「お願いします」
まずはそんな単純な言葉からですね。


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