2021年05月27日

当たり前の基準を上げるということ

私は生徒や保護者の方に、うちの塾の

考え方を話すとき「勉強体力をつけさせる」

「当たり前の基準を上げさせる」という2点

を強調します。

結果、それが成績の向上につながり、高校生に

なっても大学生、社会人になってからもプラス

になっていくことだからです。

勉強体力をつけるという点では、単に時間の

長さだけでなく、覚えるものは完璧に覚える

ようにすること、そのためにしつこく何度でも

やらせています。

できないことを怒るわけではありません。

できるのにやらない、できるのに妥協することに

怒るのです。

「時間がない」「覚えられない」「絶対無理」

生徒たちはいろいろ言ってきますが、そんな言葉

で私が甘い態度になることは一切ありません。

保護者様の中には、自分のお子様のつらそうな

様子を見ていて「かわいそう」と思うことも

あるかもしれませんが、うちの塾の考えをご理解

いただいている方は、我が子を千尋の谷に落とす

かのごとく、励ましこそすれ、手を差し伸べる

ことはしません。そうしないと変わらないと

わかっているからです。

今日も追試になっている生徒、追試がたまっている

生徒、スケジュールを守れない生徒に厳しい言い方

で叱咤しました。

週末にまた中1、中2の補習、ワークチェックがありますが、

改めて私の考えを話そうと思っています。


そしてもう一つの「当たり前の基準を上げる」こと。

受験生になったらゲームやスマホから離れるのは当たり前、

朝塾来るのは当たり前、追試にならないのは当たり前、

学校ワーク3周は当たり前・・・

といったように今まで自分の中で「無理」と思って

いたことを必死に頑張ってできるようになったら

どんなに大変でもそれを継続し、「そのくらい

当たり前」と言えるようになってほしいのです。

「俺、全然勉強してないよ」という子は

本当に勉強してないわけでなく、数時間の勉強

なんて勉強したうちに入らないと思っているの

でしょう。

朝塾に毎日来ている生徒は、「頑張ってる」という

意識はなく、「開いてるんだから来るのが当たり前

じゃん。むしろなんで来ないの?」という感じ

なのでしょう。

そうやって当たり前の基準が上がっていけば、さらに

上を目指そうという気持ちになります。

成績がなかなか伸びない子は

勉強体力がない

当たり前の基準が低いということなんだと

思います。

作業をやるだけなら時間の無駄です。

何回も追試になっているのは時間の無駄です。

ゲームやスマホに夢中になっているのは

時間の無駄です。

無駄を減らすことで、勉強体力もつき、

自然と当たり前の基準は上がっていくと

思います。

今日の朝塾は20名の参加でした・・・。


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posted by じゅくちょー at 23:22| 日記
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