塾に通わせるのタイミング・・・これはなかなか
判断が難しいところだと思います。
成績が下がってどうしようもなくなってから
通塾を考える方もいれば、成績が下がる前に
しっかり勉強のやり方を身につけさせるという
方もいるでしょうし・・・。
ただ、今の生徒たちの様子を見ていると
明らかに以前から通塾している生徒のほうが
勉強に向き合う姿勢が身についているなと感じます。
具体的には中1と中3です。
中1は初めての中学の勉強・・・
「まずは中間テストの結果を見てから・・・」という方が
例年多いですが、中学生になったのだから・・・
という理由で、この春から通わせている方も結構
いると思います。うちの塾でも4月あるいは5月から
通塾し始めて頑張っている生徒がいますが、
まだまだ課題への取り組み一つとっても、
小学校のうちから通っていた生徒とは差があります。
知識面での差はいくらでも埋めることはできるのです
が、1点、1問へのこだわり、ミスをしない注意力、
覚えるためにどれくらいの努力をするのか・・・
そういうのはすぐに身につくものでもないのかも
しれません。
多分4月、5月から入った生徒の多くは「なんでこんなに
やらなきゃいけないんだろう」とか「結構やること
多くて大変」「周りはまだそんなにやってないし」など
いろんな思いが出てきていると思います。
でもここまで厳しくして頑張らせているのは中学の
勉強、テストが甘くないよということを早く認識してもらい
「もっと頑張る」という気持ちになってほしいからです。
小学生のうちに通っていた生徒たちは名学館では
課題をやることは当然、テストで満点取るのは当然・・・
そんな思いが身についています。(それでもなかなか
満点取れずに苦しんでいますが)自分が今どういう状況に
おかれ、何をしなければいけないのか、あるいは私や
講師が何を言いたいのか・・・そんなことがわかっている
のだと思います。
ただ、ここで踏ん張って、満点取ることが普通になってくると
テスト勉強もすごく楽になるはずです。
中1生は450点目指す・・・「ありえない」と思われるかも
しれませんが、私にとっては中1の最初のテストで450点
目指さないことのほうがありえないことです。
常に言っていれば、生徒たちもだんだん洗脳されて
くると思いますが・・・
中3もだいぶ課題が多く、みんな必死に食らいついていますが
やはり中3になって初めて塾に通う生徒は見てて「大変そう
だなああ」と思います。もちろん、ほかの生徒たちも大変
なんでしょうが、その大変さを見せず、淡々と課題やテストを
こなしている感じがします。
これも「慣れ」なんでしょうね。
そう考えると、テストの結果どうこうじゃなく、生徒自身が
勉強に目が向いてきたら、早めに塾を検討されるのが
いいのではないなかと思います。
まったく意欲がなければ話になりませんが、
多少でも意欲があれば、その意欲を拡大していくことは
できます。ただ、それも一朝一夕にできることでも
ありません。
勉強分からない→塾に通う→すぐに成績上げてくれる
なんてことを考えるより、
危機感もってきた、意欲が芽生えてきた→
塾に通う→更に意欲が出てきた→自力で成績
アップという展開を望みます。
中間テストまで1ヶ月半です。
そろそろ本気で頑張らせてみましょう。
今日夜、高1卒塾生が来塾。
部活も勉強も頑張っているようですが、更に
勉強頑張るよう「喝」を入れておきました。
2011年05月10日
早期入塾の差
posted by じゅくちょー at 00:11| Comment(0)
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