うちの塾の特徴といえば、「朝塾」。
朝塾を始めて既に3年。
大手に真似されることがないんで、
名学館富沢校の特徴といってもいいかなと
自負しています。
私の好きな言葉に「まず隗より始めよ」という
のがあります。
事をなすには手近なところ、あるいは
言い出した人から始めなさい・・・という意味ですが、
仕事でも何でも、言いだしっぺが率先して
やらなければ周りのものもついてこないものです。
「夜遅くまで勉強しているより朝のほうが効率が
いいよ」「朝型に変えようよ」なんていくら言ったって
意志の弱い中学生には無理な話。
遠征、部活の大会なら必死に朝起きようとしますが、
強制力のない中で早起きして勉強するのは
きつい話です。
しかも朝型を推奨している塾長自ら「夜が遅いから」
と言い訳して、朝起きていないのであればしめしが
つきません。
というわけで、自分への戒めを含めて始めた朝塾。
ここまでよく続いているなあという思いがあります。
それでも朝に頑張っている生徒、そして学校へ行く
生徒・・・こういう姿を見ると、ものすごく気持ちが
いいものです。朝塾の間、その日一日の計画も
立てられますし、朝塾はメリットだらけです。
生徒が寝ているときと、学校に行っている時以外は
教室を開ける・・・これこそが弱小塾にできる
精一杯の努力かなと思っています。
そしてもう一つの特徴としては「テストのやり直しへの
こだわり」です。
何度も言っていることですが、テスト前に対策を
立てたり、課題を与えたり・・・そんなのはどこの塾でも
当たり前にやっていること、そんなの特徴でも
なんでもなく、普通のことです。
ところがテスト後のやり直しになると、大切なのは
わかっていても、意外に生徒任せになってしまっています。
学校で解説も聞いたし、次頑張るから・・・
そんな声が聞こえてきそうですが、現実は生徒任せに
したら、真面目にテストのやり直しをする生徒はごく
わずかでしょう。
私はテストのやり直しこそが成績アップへの生命線だと
思っています。中3の模試のやり直しも毎年恒例ですし、
定期テスト後に、79点以下の教科は満点取るまで塾で、
80点以上の教科はノートにやり直しをする・・・。
ここまで強制されれば生徒もテスト対策→テスト→
テストやり直し・・・という流れが当たり前になってきます。
しかも締切がありますから、ダラダラやるわけにもいきま
せんし、時間がなければ朝塾にも来なければいけません。
更にいえば、せっかく満点合格できても、塾長の突っ込みに
答えられなければ、再び出直し・・・となります。
中途半端は認められません。
ときどき、生徒のつらそうな表情を見て、「うちの塾に入った
ばっかりに、こんなつらく厳しいスタイルを続けなければ
ならなくてかわいそうだなあ」とも思いますが、この経験こそが
後に必ず生きてくると信じています。
今日の朝塾は中3が8名と少なかったですが、中2が7名、
中1が5名・・・
よく頑張っていました。
2010年11月25日
テストやり直し
posted by じゅくちょー at 13:49| Comment(0)
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