2009年05月31日

学びたい気持ち

残念ながら1名退塾者が出ました。
課題の量、都度のテストなど忙しい中で
その厳しさについていけないというのが現実
だったのだと思います。
ただ、入塾も退塾も自由意志で、強制するものでは
ないと思っていますので、今回はその生徒の
意志を尊重し、引き止めることなく退塾を受け入れました。
これまで、いろいろ説得して退塾を引き止めたこともあり
ましたが、それで状況が好転したことはなく、結局
最後は退塾につながった・・・というケースも数件
ありますので、最近では、無理に引き止めることは
しなくなりました。

その一方で昨日の中2の定期テスト特訓コース。
課題は多かったです。もちろん課題をやってこなければ
授業へ参加はできません。
そんな中、始まる少し前に、ある生徒から電話がかかって
きて「塾長、課題終わっていません。終わらないと授業
出られませんよね・・・」と泣きながら気持ちを伝える生徒が
いました。
もちろん、課題は課題ですから、甘やかすわけにはいきませ
んが、課題に正面から向き合い、なんとしても授業を
受けたい、学びたい・・・という気持ちが伝わってきて
うれしかったです。
「とにかく、塾に来て、ほかの場所で課題やってなさい」と
伝え、昨日はほかの課題をやってこなかった生徒とともに
別スペースで課題をこなしていました。
適当にやって、適当に丸付けして・・・というのは私は
しっかり見抜くというのもわかってるでしょうし、何より
課題は自分が力をつけるためのものなんだと思ってる
ところがすばらしいです。
昨日は理科の電流のところを説明しましたが、
授業終わってから「塾長、いつなら空いてますか?」
と聞いてきたので「あ、今日の課題テストならいつでも
いいから受けなさい」と言いました。
「違います。理科のオームの法則が苦手なので
今日受けられなかった授業を受けたいんです」と。
もう一人の生徒とともに、訴えてきました。
課題をやれなかったのは反省すべきこと。でも
そうやって「学びたい」という意欲を示してくれると
こいつらのためにもっともっとがんばりたいと感じます。
結局、平日は難しいので、7日の日曜日の午前中
3時間とってやろうということになりました。
彼女たちのノートチェックをしていたら、ノートに
目標400点!と書いてあったものに×がされて
450点!と書いていました。
「私たち450目指すことにしました」・・・。
400点とったことがなければまずは400点を目標に
と手近な目標を立てる生徒が多いですが、そうやって
高い目標を掲げ、私に示す・・・間違いなく伸びる・・・
そう確信しました。

厳しい環境の中でも、がんばる意志、学びたいという気持ち
を持っている生徒のことは徹底的に支援していきたいと
思います。
なんか、中2のうちからこんな風に意欲を示してる生徒を
見ると、この春卒業した高1塾生を思い出します。
きっと彼女たちも来年、中3になったとき、塾の記録を
どんどん塗り替えていくかもしれないなと感じています。

今日、仕事で東京に来ていますが(夜行バスで来たため、
すでに東京)、これがなければ今日、朝からでも付き合って
あげたんですけどね。残念。
来月は中総体の代休を含め、テスト対策で接する機会が
多いですが、がんばる塾生のことは体を張って応援します。

で、昨日の特訓コースの課題テスト(空間図形)は珍しく
男子3人合格。女子全員不合格でした。
相変わらず「π(パイ)」をなめてる生徒が数名いました・・・。
posted by じゅくちょー at 06:27| Comment(0) | 未分類
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