公立高校入試まであと11日。
泣いても笑っても11日。1秒たりとも無駄にしてはいけない。
最後はいかに1点でも多く取りにいくか・・・それにかかっている。
とくにこの段階では、いろんな問題になれることはもちろんだが、
感覚的なものを身につける(多少強制的にでも)ことも必要だと
思っています。
今日の夜の補習で理科の計算問題をやりました。
まだ公式があやふやな生徒もいますし、やり方がおぼつかない
生徒もいます。
でも、たとえば、地震のP波やS波の速さが2桁になることはないとか、
音の速さが、340からかけはなれることはないとか・・・そんな
大体の感覚をもっていると、めちゃくちゃな解答もなくなり、
最悪の場合、勘で書いた答えがあたる場合もあります。
勘がよいとは思いませんが、点数を取りに行く入試においては
勘だろうが何だろうが、正解は正解。過程が大切、途中まで
合っていたのに・・・と言っても、勘であたった生徒には負けるのです。
本来であれば、こういう感覚も、多くの問題を解いてるうちに、
身についてくるものなのですが、悠長にそんなことも言ってられません。
そしてこの段階では理社を中心に最後の追い込みをしています。
この期に及んで、英語が伸びない子に、細かい文法からやり直しても
間に合いません。それならば点数取れるところに集中するため、少し
「捨て」もしていきます。
今週から3月5日までは、毎回授業のたびに、「これだけは覚えて」を
言っていきます。
どんな手を使っても、どんなに叱り付けても、大事なことは覚えて
もらいます。
先日、講師からの報告書の中に、「生徒が勉強を勘違いしてる様子だ」
という内容のものがありました。
成績の伸び悩んでいる子なのですが、確かに勉強は一生懸命
やっていますが、ただそれだけ・・・勉強は「覚える」もの・・・という
感覚がほとんどないというのです。
実はそういう生徒多いかもしれません。勉強の目的は、まず「覚える」
ことです。覚える努力をしないのは勉強とは呼べません。
高校入試が終わったら、いろいろ言いたいことがたまって
きました。とにかく「逃げ」はさせません。強制的にやらせるのではなく、
強制的に覚えさせます。
2008年02月24日
あと11日
posted by じゅくちょー at 22:28| Comment(0)
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