今日、公立高校の予備倍率と推薦入試の志願状況が
発表になりました。
塾生に関係する高校について、ホワイトボードに
記載しておきました。夕方授業だった生徒には
「速報」という形で伝えました。
向山が昨年に続き、推薦の倍率が高く、計算上は
2.43倍。昨年の2.49倍とほとんど変わらない高さに
なっていました。向山は一般入試も1.66倍と
1学級減った南高校よりも高く、最近人気の出てる
ことを裏付ける結果になりました。
数年前までは「向山は山だから通えない」という
理由で受験を拒んでいた生徒が多かったのですが、
やはり確実に実績を上げてきていることで、受験者も
増えてきてるんでしょうね。
やはりOBとしてはうれしい限りです。
南高校は1学級減になったことで、かえって敬遠する
人が増えたのかもしれませんね。昨年より倍率が
低かったのは驚きました。
さて、今日来た中3生には、改めて倍率の見方を
話しました。今回の倍率は推薦での受験者も含まれて
いるので、推薦合格者が抜けたあとの本倍率は
自動的に(志望校変更した人がいなくても)上がるもの
だよという話をしました。
これってなかなか最初は理解してもらえないのですが、
たとえば2人定員の高校に3人志願したら、倍率は1.5倍。
で、そのうちの1人が推薦で合格したら、一般入試では
残り1人の定員に2人が受験するから倍率は2倍になるよね
という話をすると納得してもらえます。
そんなわけで、志願者が増えなくても、一般入試の倍率は
向山1.66→1.94
南1.59→1.84
西1.71→2.02
になります。実際にそこまで上がらなければ志願者が減った
という解釈をしなさいと念をおしました。
このからくりを知ってないと、倍率だけ見て「上がった〜
どうしよう〜」になっちゃいますからね。
今回の数字は私の中では想定内の数字だったので、
そんなに焦ってないですし、この倍率のために志望校の変更
を勧めることもありません。
数字に踊らされることなく、今のペースでがんばっていきましょう。
それにしても今日は寒かったですね。
2008年01月24日
公立高校予備倍率発表
posted by じゅくちょー at 22:46| Comment(0)
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