2012年03月10日

9期生受験生活を振り返る

今日は中学校の卒業式ですが、昨夜から雪が降り、
あいにくの天候となりました。
昼前には天気が回復してくれるとよいのですけどね。

8日に高校入試が終わって2日経過しました。
なんとなく日々穏やかに過ぎていますが、やはり
いつも教室にいたメンバーがいないのは寂しいものです。

今年度の9期生の受験生活・・・いろんなことが
ありました。結果が出ていませんから「よかった」
「悪かった」と判断できないことなのかもしれませんが、
本当によく頑張ったな・・・という思いと、
今年も中3・14名のことが大好きになりました。
塾長が生徒に対して感情的になってはいけない・・・
もっと冷静に、客観的に・・・そんな話もありますが、
やはり私は塾生が一番であり、特に受験という
大きな試練を戦い抜いたこの14名のことが大好きで
大好きでたまりません。
先日、推薦入試や他県受験で進路が決まった生徒に
はメッセージを送りました。
まだ一般入試の結果が出る前ですが、3月8日まで
必死に戦い抜いたG7、7名に対してもこの場を
借りて、メッセージを送りたいと思っています。

T・A
塾を最大限に利用して、朝から夜遅くまで
夏も冬も本当によく頑張ったな。
中2までは、やる気や集中力の波が激しかったけど、
中3になってから、特に夏以降は志望高合格
という目標が明確になり、周りに負けないという
強い意志をもってやってたよな。
自分に妥協することなく、得意な科目でももっと
もっと・・・と知識を広げ、間違えた問題は
すぐにデスノートに書きとめ、貪欲に受験と
戦っていたね。
君が毎朝頑張っていたおかげで、私も毎朝
起きることが苦痛じゃなくなっていました。
朝塾来るんだったら早く寝ろよ・・・と言って
ましたが、お前は夜遅くまで頑張り、睡眠時間を
削って頑張っていたんだよな。
好きなこともいっぱい我慢して、ここまで
頑張ってきた姿は本当にかっこよかったです。
模試でよい結果が出たとき、入試が終わった時
君の笑顔、ステキでした。
14日にもステキな笑顔で教室に来てくれることを
信じてます。

K・K
最初の頃は塾との距離が感じられて、あまり
塾に来たくないのかなあと思っていました。
それでも中3になり、得意の社会を伸ばしつつ、
苦手な教科にも果敢に挑戦したおかげで
模試では毎月自己ベストを更新していってたよね。
塾に来る機会も増え、周りに流されることなく
本当にコツコツとやっていたね。
夢は変わってしまったけど、新たな夢も素敵です。
そして人を傷つけない君の笑いのセンスは大好きです。
体調を崩すことが多かったけど、本番では
実力を出し切れたと信じています。
かっこいい高校生になってくれると期待しています。

Y・S
君にはだいぶ厳しいことも言ってきたね。
君なりの頑張りをしていた時も、ばっさり否定した
こともあったね。
それでもうちの塾のムードメーカーとして
塾の雰囲気を明るくし、みんなに親しまれる姿を
見て、強いやつだなあと思ってました。
個人的には君の素の言動、かなり好きです。
自分の好きなことをやりたい、だから勉強も
疎かにしないし、結果を出す・・・結果を出せば
文句は言わせない・・・君のそういう態度を
最初は否定的にとらえていたけど、本当に結果を
出し続け、頑張り続けたよね。
体力がもつのか・・・心配した時期もあったけど
笑いながら「大丈夫ですよ」と言ってたね。
いろんな意味で応援しているよ。
「立派な俺の後輩」・・・ではなく「俺の立派な後輩」に
なってくれると信じています。(笑)

A・T
中2の入塾以来、いつも厳しい言葉を投げかけ、
罵倒し、怒ってきたこと・・・申し訳なく思っています。
厳しさに耐えかねて、うちの塾から去っていた生徒も
何人もいます。
やる気を感じなかったとき、君に対しても「もう塾来なく
ていい」「やめろ」・・・そんなセリフも言いました。
面談の場で何度も君の涙を見ました。
それでも仲間の支えもあったんだろうし、私を見返して
やるという気持ちもあったんだろうけど、最後まで
戦い抜いたね。
君は場の空気を一瞬で読める子です。
私が何をしたいのか、何をいいたいのか、どう感じているか、
周りの観察力もあるし、今どう行動すべきか・・・
そんなことも私が言わなくてもわかっています。
(思ってても行動に移せないときもあるけどね)
そして君は誤解を招くことも多いだろうけど、すごくすごく
心優しい子だと感じています。喧嘩をしながらも家族のことを
大切に思い、友達のことを大切に思う・・・そんな
姿が私は大好きでした。
高校選択、私立入試、そしてご家族のこと・・・いろいろ
悩み、苦しんだね。でも、君が成長し、もっともっと
内面的にも大人になる試練であり、過程なんだと思います。
家族は君のことを必死で守ってくれています。
だから今度は君がしっかりサポートしてあげてください。
つらい思い、苦しい思いをした子は、必ずその分
嬉しいこと、幸せなことも巡ってきます。
14日・・・ぜひ笑顔で会おうな。

M・M
2年間厳しい環境でよく戦い抜いたね。
正直、ここまで頑張りきれるだろうかという不安な気持ちを
抱いて中3生活がスタートしたのを覚えています。
塾ではつらさ、苦しさを表面に出さず、常に淡々と課題を
こなし、淡々と勉強を進めているそんなイメージだったから
本気でエンジンのかからないまま受験を迎えるんじゃないか
と思っていました。
変化が見られたのは夏ごろかな・・・。100時間を越える
塾での勉強をこなし、自分への自信にもつながっただろうし、
中学校が違ってなかなか接点がなかったほかのメンバーとの
交流もでき、君の意欲を感じるようになりました。
そしてそれと共に、素直に感情が出るようになり、勉強に
対する姿勢も「やらされている」から「自分でやる」という
能動的な姿勢に変わってきました。
君の頑張る姿はほかのメンバーにも大きな刺激になっていたし、
9期生の雰囲気を変えてくれたキーマンだと思っています。
後半は直塾もして、他のG7メンバーと共に頑張ってたね。
眼力があるので第一印象は「怖い」と見られがちだけど、君の笑顔は
周りを温かくするかわいくて素敵な笑顔です。
14日・・・君の最高の笑顔を見られるのが楽しみです。
高校生になって一気に飛躍しそうな気がしています。

M・F
中2途中からの入塾だったけど、君も他中から来てた中、
厳しい環境にも耐え、最後までよく頑張ったね。
君の中3・・・特に中総体明けからの猛チャージは本当に目を
見張るものがありました。
人は一度自信をもつと、一気にレベルが上がるんだなあと
いうことを君の頑張りを見てて感じました。
定期テスト、模試と一つ一つ結果につなげていき、どれだけ
やればいい、どれだけやらなければいけない・・・ということを
きちんと認識できるようになり、思いだけでなく、それを
やりきったのは本当に立派の一言です。
入試が近づいてきて、ようやく君の「素」のキャラが出てきて
周囲を和ませるようになったね。
君の言動にも結構笑わせてもらいました。
君が気軽に塾に来て、仲間たちと頑張っている姿を見てて
安心感と絶対大丈夫という確信ももてました。
派手さはないけど、9期生においては欠かせない存在です。
14日はトップ合格していることを願ってます。

A・S
中3の夏の入塾・・・しかも厳しい現状ということで私も
どこまでできるのだろうか、どこまでやってくれるのだろうか
と不安いっぱいでした。
塾の人間が「不安」や「自信ない」・・・そんな言葉を
口にしてはいけないのですが、要は限られた時間の中で
どれだけ本気モードにさせ、ある程度の量を無理してでも
こなさせなければいけない・・・そう考えるとやはり
不安はありました。
他中ということもあって、寡黙に取り組んでいたけど、
やはり何かあたたかさをもっていたので、男子からも
女子からも好かれていたね。
仲間といる時にはにかみながら笑顔で対応している
姿を見て、受験勉強を乗り切るのには環境も大事なのかなと
思いました。
漢字や理科、社会など自分がどこで点数を稼いでいけるかを
理解し、暗記をいやがらず取り組めたのが良かったと
思います。
君も俺には散々こきおろされ、「やめろ」といわれたのは
1度や2度ではなかったはずです。それでもよく頑張り
続けたと思います。
志望高も下げることなく、挑戦した姿は立派でした。
14日、元気に報告に来いよ。

以上一般入試を戦った7名・・・。
私が心から愛する自慢の7名です。

推薦で決まった生徒が多かったため、例年より少ない人数
ですが、少ないからこそ、この7名でもさらに団結力が
強まり、また既に進路の決まった生徒たちも一丸になって
応援してくれ、私が何もしなくてもこの9期生は
いい雰囲気を作って受験を乗り切ってくれたなあと思っています。
毎年中3を担当する時、この学年はどういう風に仕上げて
いこうといろいろ思案します。
今年度もそうでした。積極的な子もいればおとなしい子もいる、
男女の仲はどうか・・・富中と他中の生徒との関係は・・・
などなど余計なことまで考えてしまいます。
受験期は単に知識を与えるだけではなく、雰囲気・環境
づくりというのもすごく大切になってきます。それは
毎年マニュアル化されるものでもありません。
私自身、毎年反省も多く、まだまだだなあと感じます。
冷静に客観的に・・・と思っていてもつい感情が入ったり。
ただ、誤解を恐れずに言うなら、今年度の受験期・・・
本当に楽しかったです。
それだけ素直でいい子達に恵まれ、生徒の頑張りに
触発され、私自身もまだまだ頑張らなければという
強い気持ちになりましたし、何より保護者の皆様方が
塾や私の考え、やり方にご理解いただき、ご協力くださった
というのは大きいです。
この9期生たち全員の最終進路も間もなく決定します。
「公立不合格だったら塾来たくない」・・・そんな風に
言ってる生徒がいましたが、どこの高校に行くかではなく
その高校で何をやるかが大切・・・そして受験期を
名学館という厳しい環境で頑張りぬいたこと、個性溢れる
塾長や講師の面々に出会えたこと・・・これは自分で
言うのも変ですが、大きな財産になると思ってます。
だから、16日の壮行会では14名の素敵な仲間と共に
最後の時間を共有したいですね。

大分長いブログになりました。
9期生以外には何の関係もない文章になってしまいましたね。
今頃、みんな卒業証書を手に、中学3年間の思い出にひたっ
ていることでしょうね。
彼らの中学3年間の思い出の中に、名学館で仲間たちと
苦しみながら頑張ってきたことがちょっとでも刻まれたら
いいなと思ってます。
9期生、大好きです。卒業おめでとう。









posted by じゅくちょー at 11:17| Comment(0) | 日記
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