うちの塾に問い合わせのある生徒で
成績が芳しくないという相談は割りと
多いですが、その原因を「やってない
から成績が上がらないんだよ」と
私は決め付けるように言います。
よく「頑張ってるけど成績が伸びない」
とか「やってはいるけど・・・」と
言いますが、明らかに量が足りてい
ません。
この冬、中1に対して、英語、数学、
理科、社会の課題を多少多めに出しま
した。
理由は簡単・・・期末のテスト勉強を
楽にしたいからです。
その上でこれくらいの量をこなせる
かを確かめたいということと、こなせ
なかったときの対応をどうするかを
見たいという思いもありました。
今日が締め切りで、一応全員塾には
来ました。
その上で
・課題が終わっている生徒・・・3名
・課題があと少しで終わりきらなかっ
た生徒・・・4名
・半分程度だった生徒・・・3名
・ほぼやっていない生徒・・・3名
この結果と、成績とは大いに因果関係
があります。成績の上がっていない生徒
というのは通常授業でも課題をやって
こない、テストでも満点取れない(練習量
が足りないから)、このような長期期間
とった課題も半分も手が付けられていない。
しかもやっていないことへの危機感がなく、
事前の報告や相談もありません。
何度も言っているとおり「頑張ります」
「やります」という言葉は何の意味もあり
ません。まずは行動です。
どんな言い訳をしたところで、時間の
あるときに結局手を付けていなかったわけで
部活だ、大会だ、学校の宿題だ・・・と
言っても、やる子はどんなに時間のない
中でもしっかりやっているのです。
課題を終わらせた生徒がみんな暇な部活
ではなく、むしろ忙しいくらいの部活です。
うちの塾は「厳しい」と言われますが、
こういうことを放置するのがいいことなのか。
よく、生徒の能力に合わせて・・・といいます
が、それもできない子は量が少なくていいよ
と甘えさせているだけに過ぎません。
できない子はほかの子の何倍もやらなければ
成績など上がるはずもありません。
今日も課題に手がついていない生徒には退塾
勧告を出しました。
正直、今年の中1は過去経験がないくらい
意識の甘い生徒が多いです。
やれといわれてもやらない、厳しく言うと
言い訳をしたり、安易に塾をやめたり・・・。
もう「ゆとり」ではなくなっているわけで、
そのあたり保護者の方々も意識を変えて
いかなければ後々、相当大変なことになる
と思うのですけどね。
今、中1で頑張っていると言えるのは
半分程度・・・。残りの半分は、危機感が
ないですね。
毎回毎回怒るのも疲れますし、退塾が続く
のもよくないので、いかに入塾時に覚悟を
持たせるか・・・大きな課題です。
2014年01月19日
点数がとれない=やらない生徒
posted by じゅくちょー at 22:29| Comment(0)
| 日記
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