2019年11月11日

生徒達に伝えている言葉その8

久々のこのシリーズ・・・。

今日も「塾長カレンダー」から見て

みましょう。

IMG_6899.JPG

「全力で読む、全力で解く、全力で見直す」

はい・・・問題を読むのも、問題を解くのも

答えを見直すのも、どれも当たり前の話

です。

でもそこに「全力」の思いがあるかどうか

でミスが防げ、正答率が変わってきます。

教科への愛とか

全力で見直すだとか

いつもこのおっさんは「精神論」ばっかり

言ってるなあと思われがちですが、実は

こういうところが成績の差になっていると

思っています。

全力で読む・・・

問題を読むとき、シャープペンを持ち、

問題文に線を引きながら読む・・・

これだけでも読み落としが防げます。

家で勉強するときであれば声に出しても

よいかもしれません。

(塾や試験中はダメですよ)

また気になったキーワードや何を聞かれて

いるか、条件は何か・・・そのすべてに

チェックをしていくのです。

次に、全力で解く・・・

これも答えがわかった時ほど注意が

必要でチェックした条件にあっているか

回答欄に既に単位がないか、

そして自分の字もはっきりとわかりやすい

字になっているか・・・どんなに急いで

いてもここで手を抜くと、致命的です。

最後に全力で見直す・・・

見直しの際には答えが条件にあっている

か、読み返して誤字、脱字、消し残し

がないか、数学で言えば気持ちを

リセットして解きなおしてみるとか。

見直しというのはいったん書いた答え

に「大丈夫だろう」という気持ちが

はたらいてしまうので、ミスに

気づかないことも多いです。

細心の注意をはらいながら、気持ちを

新たに見直す・・・これこそが全力

での見直しだと思ってます。

「全力」というのは単に「気合い」

という意味ではありません。

丁寧に、かつ問題作成者や採点者の

立場に立って、様々なことを想定

しながら答案を作成することです。

入試では1点、2点のミスで合否が

分かれることもあります。

普段の授業から、気になる点はガンガン

指摘しています。

「うるさいなあ」「めんどくさいなああ」

そんな風に思っている生徒も多いと

思いますが、

全力で読み、全力で解き、全力で見直す

ことこそが得点アップへの道だと思い

ますので、言い続けます。

感想はこちら↓
https://form1ssl.fc2.com/form/?id=17d88ec41413e292

posted by じゅくちょー at 11:00| 生徒たちに伝えている言葉

2019年09月10日

生徒たちに伝えている言葉その7

久々にこのシリーズ・・・


今日は塾長カレンダーの最後に

ある「負けるもんか」・・・

という言葉です。


IMG_6543.JPG


もともとのきっかけは

こちら・・・

https://youtu.be/dg61c6l227o

カップヌードルのCMソングに

私の好きだったHOUND DOGの「ff」

が採用されたときのもの。

初めてこのCMを見て、歌と映像と

「負けるもんか」のコピーに感動しました。

同じく、私が好きだったバービーボーイズ

の曲にも「負けるもんか」ってありますね。

たぶんCMのほうが先のような気がしますが。



たったこれだけの短い言葉ですが

落ち込んだ時、悔しい思いをした時、

すごく勇気が出てくる言葉です。

うまく言えないのですが

「頑張ろう」とか「やるぞ」とか

そんな言葉に比べると重さを感じ

ます。


24時間テレビでも使われるZARDの

「負けないで」は相手への応援ソング。

でも「負けるもんか」は自分自身への

メッセージです。

生徒たち、とくに受験生にはもっともっと

弱い自分、負けそうになる自分と

戦う強さをもってほしいと思ってます。

そのためにも、常にこの言葉を

心の中で呟いてほしいと思ってます。

そうすれば力が湧いてくるはずです。

負けるもんか・・・負けるもんか!!!!!


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posted by じゅくちょー at 11:00| 生徒たちに伝えている言葉

2019年08月27日

生徒たちに伝えている言葉その5

このシリーズ、意外に好評で、

保護者の方や塾と関係のない方からも

感想をいただくことがあります。

感想いただけると、かなりテンション

が上がりますので、よろしくお願いします。


さて、今日の話は「運」と「縁」と「恩」

を大切にする・・・ということです。

本当はこの言葉を考えたとき、韻を踏みた

かったので「あん」「いん」も考えたので

すが、いい言葉が見つからず、結局この

3つに落ち着きました。(笑)


人との出会いは「運」・・・

でもその「運」を引き寄せるのはそこまでの

自分の生き方に関わってくると思ってます。

ですから、「運」=「偶然」に思えますが

ある意味「必然」なのだと。

だから、この誰かと出会った「運」を大切に

感じてほしいということ。




次にその出会った人との「縁」を大切に

してほしいということ。

私は「縁」は流れに任せるものではなく、

意識的につなぐものだと思っています。

特に素敵だな、いい人だなと思った人と

は意識的に縁をつなぐようにしています。

中学時代の同級生、高校時代の同級生、

大学時代の友、前の会社の同僚、先輩、

後輩、「のど自慢」で知り合った友達、

ほかにも進研ゼミの編集やってた時に

熱心にファンレターを送ってくれた子や

Hound Dogのファンだったときの仲間、

横浜ベイスターズを応援してた頃の仲間

などなど・・・。

長い付き合いの人が多いです。


一番自慢できるのは、私が大学時代に

家庭教師をしていた生徒。

ずっと年賀状を続けていて、その子の

お子さんをうちの塾に入塾させてく

れました。

そして無事親子二代志望校に合格。

今後は親子で縁が続きます。

この仕事を始めてからは卒塾生

や保護者との縁は絶対的に大切にしてい

ます。

もちろん、相手が拒否すればしつこくは

しませんが、連絡が取れる限り、

進学、就職、結婚、出産・・・様々な

場面でお祝いしたり、近況を聞いたり、

飲みに行ったりしています。

保護者の方と飲みに行ったりするこ

ともあります。(誘われれば断り

ません・・・笑)



縁を切るのは簡単・・・でも縁を

意図的に長く続けるのは結構大変な

ことです。でも、意識的に縁を大切に

すれば間違いなくいいことがあります。



そして最後に「恩」。

これはもちろん感謝の気持ちです。

出会ったこと、縁をつないでくれている

こと、すべてに感謝の気持ちを持つこと

です。

うちの塾のキーワード、「感謝」と

「気遣い」・・・これがきちんとできる

人は何をやってもうまくいきますし、

幸せな人生を送れます。

もちろん塾にいる間は「勉強」のことで

頭がいっぱいでしょうが、卒塾したのち

私の言ってた言葉を思い出し、私が

どういう行動をしているかを考えて

くれたら、きっと人生の行動の指針が

見えてくると思っています。

「運」と「縁」と「恩」・・・

この3つを大切にしてほしいですし、

私もこれからも大切にしていきます。



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posted by じゅくちょー at 11:00| 生徒たちに伝えている言葉

2019年08月25日

生徒たちに伝えている言葉その4

私は生徒への話として、勉強するうえで

必要と思われる話以外でも受験の心得で

あったり、精神的な話であったり、

もうちょっと大きな話をすることもあり

ます。

そして実は一番話しているのが、今は想像

できないだろうけど、将来社会人になった

時に必要となることについてです。


その一つが「二度目の感謝」という言葉。

これは私が勝手に命名した言葉ですが。

保護者の皆さんにとっては「そんなの当た

りまえじゃん」と思われることでしょうが。

例えば先輩社員に昼飯をおごってもらい

ました・・・とか、スポーツ観戦に連れて

いってもらいましたとか、何でもいいのですが

自分にとって何かプラスなことをして

もらったとき、どうしますか??








もちろん「ありがとうございました」と

お礼を言いますよね。




そして?



あとは?




中学生にこう聞くと、みんなキョトンとした顔

をしますが、大人の皆さんならわかりますよね。







もちろん・・・




あれ?


まさかやってない?






それはその日のうちにメール(LINE)など

で改めてのお礼をする


夜遅くて迷惑かなという時は翌日

会った時に、真っ先に「昨日はありがとうござい

ました」とお礼を言う・・・が正解。



ね、大人にとっては当たり前のことですよね。

これを私は二度目の感謝と呼んでいるのですが、

これこそ大人のルール、人間関係を円滑にする

最低限のマナーだと思ってます。




こう語りだすと、

「出た〜昭和攻撃」

「昭和パワー全開〜」

「『令和』を昭和を命令することと思ってる男」

などと揶揄されそうですが、

いいんです、古き良きことは残していくべき

なのです。

で、こういうことって、いつ、身に着けるの

だろうかと考えると、会社に入って名刺の

渡し方や挨拶の仕方などは教えてもらえる

でしょうし、言葉遣いも自然に学んでいく

と思いますが、「二度目の感謝」のような

ことって誰も教えてくれないよなああと。

だって、先輩がメシおごって、「二度目の

感謝」がなかったからといって「おい、もう

一度感謝するものだろ」なんて言いませんも

んね。

言わなかったからマイナスというより、言ったら

プラスくらいなイメージですから。

だからこそ、私は今のうちにそういうことも

できる人になってもらいたいと思ってます。

高校の部活などで、先輩に相談にのって

もらった・・・その次の日に「先輩、昨日

はいろいろとありがとうございました」

どうです?そういわれたら、その先輩、

「なんていい子なんだろう」って思います

し、また相談にのってあげようと思い

ますよね。


私、会社員時代、初めて出版部に異動に

なったとき、隣の席の先輩から「我妻君

この本読んでごらん」と本を貸して

いただきました。数日後本を読み終えて

「ありがとうございました」と先輩に

本を返した時に「何もないの?」と

言われ、「へ?まさかお金を要求して

いるわけじゃないよなああ・・・」とか

いろいろ考えていたら

「普通、本を貸したら、感想くらい言って

返すもんだろ」と。

いや、確かに・・・

本を貸すということは、きっとその人に

とってはためになる、大事なことが書いてある

と思っているわけで、それがどういう感想に

しろ、聞いてみたいというのはあるはずですよね。

・・・私、改めて自分の常識のなさを恥じました。


という例からもわかるように人間関係を

円滑にするうえで「二度目の感謝」を

大切にしてほしいと思ってます。

今の中3はまだそこまで話をしていませんが、

これまでの卒塾生には必ず話をしています。

卒塾生の中にはいまだにそれができている

子もいます。


いや、私がそんなに話していないのに、中3でも

既にできている子もいます。きっと保護者の

方がそういう感覚をもっているのかなあと

思います。

一度目の感謝は誰でもできる当たり前のこと。

二度目の感謝ができて周りからも評価され

ます。

もちろんできない大人も多いですから、できる

中高生はかなりポイント高いです。

気遣い、思いやりは求めるものではなく

自分から動くこと・・・

なんてまた塾と関係ない話を

偉そうにしてしまいましたが、もしかし

たら学校の評定を上げるコツかも

しれませんよね。(笑)

私が学校の先生だったら、そういう子には

加点します。(笑)


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posted by じゅくちょー at 11:00| 生徒たちに伝えている言葉

2019年08月18日

生徒たちに伝えている言葉その3

「時間は追われるものではなく

生み出すもの」



生徒たちがよく言う言葉として

「時間がない」というのがあります。

まあ、私も含め、大人でも使って

しまいますよね。

でもそれって、時間に追われてしまって

いるということ。

自分に時間を支配する、あるいは時間を

生み出す感覚があれば、「時間がない」

ということは少なくなるはずです。

まあ、そういうと難しいと思ってしまう

かもしれませんが、要は常に時間を

意識することが大事なのです。

これからやることに見通しを立て、

何時までに終わらせる、何時までに

覚える・・・を繰り返していく。

もちろん自分に厳しく!!



最初は見通しが甘かったり、

集中できなかったりして、時間通り

にいかないかもしれませんが、

次第に体に時間の感覚が身について

きます。そうすると、問題を

見ただけで「あ、これは○分で

終わるな」というのが見えてきます。

入試問題や模試であれば、大問

ごとの配分も見えてきます。

時間の感覚が身についてくると、

今度は1日の行動や、1週間の

行動の時間管理ができるようになって

きます。



私は寝るときも腕時計をしています。

時間がすぐに確認できないと不安になり、

一つ一つの行動に時間の読みと

確認をしないと気がすまないのです。



もちろん、何かに集中してるときは

時間があっというまということもあり

ますが、できるだけそういうことの

ないようにしたいと思ってます。

そうすると、無駄な時間が減り、

スキマ時間が見えてきます。

先月からブログを1日3記事書くように

なってからはブログを書く時間が必要に

なってきました。

ただ、時間がないということはあまり

ありません。

むしろ時間を有効に使うようになったので

今まで無駄な時間が多かったなと感じる

くらいです。

たぶん「時間がない」と言ってる生徒の

多くは無駄な時間をなくしていけば、

間違いなく時間は生み出せます。


こんなことを生徒たちに偉そうに話して

いる以上、私も「時間がない」「忙しい」

という言葉は極力使わないようにして

います。

この件に関しては、休み中、ちょっと

考えたことがあるので、正式に決まったら

ここでも書きたいと思います。


課題が終わらない、覚えられない・・・

といった時に「時間がなかった」などと

言い訳しようものなら、当然私に怒られ

ます。


posted by じゅくちょー at 11:00| 生徒たちに伝えている言葉

2019年08月11日

生徒たちに伝えている言葉その2

昨日に引き続き、私が生徒によく話す

言葉を紹介するコーナー。

「限界を決めるのも自分、限界を越えるのも自分」

生徒たちには無限の可能性があると

思ってます。

しかし、生徒たちが「無理」と思って

しまったら、無理ですし「なんとしても

やってやる」と思えば、実現する可能性が

出てきます。

こんな言い方をすると無責任と思われる

かもしれませんが、この生徒の意識は

想像以上に大きいものです。

以前に紹介した早稲田を目指したK子ちゃん

もそうですし、この春二高に入った

Tちゃんもその一人だと思います。

もちろん、意識が高まったからといって

全員目標を達成するわけではありませんが

限界を決めてしまった生徒は、また次に

違う壁にぶつかった時、また「無理」

と自分自身の限界を作ってしまうと

思います。

そっちのほうが楽ですからね。

夏フェスでは昔は塾内での勉強時間

100時間が基準でしたが、今は文化部の子で

150時間、それ以外の子は200時間を

目指すように話しています。

もちろん、それでも足りない生徒はい

ますが、最初は「自分には無理」と思って

しまう生徒が多いです。

たとえ「塾長に言われたから」という

理由であっても、やってみて成功すれば

必ず自信になり、次も「やってみよう」

という気になります。

「行動」と「挑戦」

生徒たち若いです。(当たり前ですが)

限界を決めるなんてもったいなさすぎます。

私も自分の年齢や忙しさを理由に

限界を決めることはやめるようにしています。
posted by じゅくちょー at 11:00| 生徒たちに伝えている言葉

2019年08月10日

生徒たちに伝えている言葉その1

私が生徒たちに伝えている言葉を紹介

するシリーズその1


「自分自身の当たり前の基準を上げる」


塾をやっていて、成績のいい子、悪い子

いろんなタイプの子を見ている中で感じ

たのが点数の取れている子は「当たり前の

基準が高い」ということです。

よく「全然勉強やっていない」と言いながら

ちゃんと点数とってくる子っていますよね。

確かに本当に全然やらなくて点数とれちゃう

天才君もいるでしょうが、多くの場合は

他の人が「大変だ」と思っていることを

当たり前のようにやっているのだと感じました。

うちの塾では定期テスト前、学校ワーク3周

が必須ですが、昔はそれすらできていない

生徒が多かったです。

でも、ちゃんとやってくる子は成績も上がって

います。

初めは強制であったとしても、だんだん

それが当たり前になってきたのだと思います。

学校ワーク3周当たり前、通常授業の

小テストでは満点取るのが当たり前、

学校のテストは400点取るのが当たり前、

朝塾来るのは当たり前・・・

そんな風にいろんなことが当たり前になって

いけば、自然に成績は伸びてきます。

どんな小さなかことからでもよいので

自分の意思で当たり前の基準をあげていくことが

大切だと思います。






そして数年前からこれに加えて

「周りの人へは当たり前の基準を下げろ」

と言ってます。

特に保護者に対し

起こしてもらうのは当たり前

ご飯作ってもらうのは当たり前

洗濯してもらうのは当たり前

塾に送ってもらうのは当たり前

雨の日は迎えに来てもらうのが当たり前


・・・


そんなわけありません。

こういうことを当たり前に考えている子は

やはり成績は伸びません。

周りの人へは当たり前の基準を下げ、

自分がしてもらっていることを当たり前と

思わず、常に感謝の気持ちをもってほしい

と思ってます。

以前、7期生のSちゃんが

「1日に1回以上、ありがとうを言う」と

宣言してました。

当たり前と思わなければすべての行為に

感謝の思いが働きます。

今、生徒たちを見れば、私がこういう話を

常にしているせいか、プリントを配った

際にも「ありがとうございます」と

言ってきたり、授業が終わったり、教えて

もらったりした後は「ありがとうございます」

と言えたり・・・ちょっとずつですが

感謝の言葉を口に出せるようになっています。

恥ずかしいかもしれませんが、親に対しても

「いつも送ってくれてありがとう」

「いつも起こしてくれてありがとう」

そんな言葉をかけられる生徒にしたいですね。


こんなことにこだわっているのが名学館

であり、私なのです。









posted by じゅくちょー at 11:00| 生徒たちに伝えている言葉
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