今日も「塾長カレンダー」から見て
みましょう。
「全力で読む、全力で解く、全力で見直す」
はい・・・問題を読むのも、問題を解くのも
答えを見直すのも、どれも当たり前の話
です。
でもそこに「全力」の思いがあるかどうか
でミスが防げ、正答率が変わってきます。
教科への愛とか
全力で見直すだとか
いつもこのおっさんは「精神論」ばっかり
言ってるなあと思われがちですが、実は
こういうところが成績の差になっていると
思っています。
全力で読む・・・
問題を読むとき、シャープペンを持ち、
問題文に線を引きながら読む・・・
これだけでも読み落としが防げます。
家で勉強するときであれば声に出しても
よいかもしれません。
(塾や試験中はダメですよ)
また気になったキーワードや何を聞かれて
いるか、条件は何か・・・そのすべてに
チェックをしていくのです。
次に、全力で解く・・・
これも答えがわかった時ほど注意が
必要でチェックした条件にあっているか
回答欄に既に単位がないか、
そして自分の字もはっきりとわかりやすい
字になっているか・・・どんなに急いで
いてもここで手を抜くと、致命的です。
最後に全力で見直す・・・
見直しの際には答えが条件にあっている
か、読み返して誤字、脱字、消し残し
がないか、数学で言えば気持ちを
リセットして解きなおしてみるとか。
見直しというのはいったん書いた答え
に「大丈夫だろう」という気持ちが
はたらいてしまうので、ミスに
気づかないことも多いです。
細心の注意をはらいながら、気持ちを
新たに見直す・・・これこそが全力
での見直しだと思ってます。
「全力」というのは単に「気合い」
という意味ではありません。
丁寧に、かつ問題作成者や採点者の
立場に立って、様々なことを想定
しながら答案を作成することです。
入試では1点、2点のミスで合否が
分かれることもあります。
普段の授業から、気になる点はガンガン
指摘しています。
「うるさいなあ」「めんどくさいなああ」
そんな風に思っている生徒も多いと
思いますが、
全力で読み、全力で解き、全力で見直す
ことこそが得点アップへの道だと思い
ますので、言い続けます。
感想はこちら↓
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